2017年9月6日水曜日

【知ったかアート大学 アーツ千代田校】



来週末になりますが、「ポコラート」という、障がいのある人、ない人、アーティストによる自由な表現の公募展の、「形にならない部門」に、「知ったかアート大学」を出品します。
千代田区にある3331Arts chiyodaにて1限目を行うので、都内や関東近郊などでまだ参加されてない方はぜひご参加ください。

また、上記の日の他の時間帯(12:00-13:30、16:30-18:30)は、ギャラリーBにて、即興物語作り「いちまいばなし」を随時上演します。
*今回は有料、申し込み制なのでご注意を。
日時:9月16日(土)、10月9日(月・祝)14:00-16:00
定員:30名
会場:3331Arts chiyoda ラウンジ
参加費:300円
お申込:開催日2日前の12時まで
詳細ページ:http://pocorart.3331.jp/vol7/ws/ws01.html

2017年8月29日火曜日

夜旅家

常陸太田で行なっている、「旅する家」の今年度の活動「夜旅家」が終わりました。
予想以上に多くの方に楽しんでもらい、喜ばしい限りです。

レポートこちら
その2 http://tabi-ie.com/1268/

「旅家」の活動も今年で3年目。
今年は「やりたい人が勝手にやる(やりたくないことはしない)」「まとめない」ということをテーマに設定して、「夏の夜に何かする」という枠組で半年ほどやってきました。

ある人たちと何かを行うときは、チーム感を高めたり、最後綺麗にまとめたり、来場者の満足度を考えたり、良い写真が残るようにしたり、たくさん人が来るようしたり、関わるそれぞれの負担を役割を決めて配分したり、効率よく段取ったりと、いろいろうまくいくように気にするところがあるべきで、そんなことを考えながら、僕もいろんなことをやってきましたが、そのことにとらわれる不自由さもだんだん感じてきました。

旅家は、一個のNPOが主体になっているところが活動の特色で、そのために前に書いたような呪縛からできるだけ抜け出し、小さいながらも自分たちの裁量で、自由にいろんなことができるのが良いところです。初年度は、ちゃんとまとめようとか、美術と接続しようとか、いろいろ考えてきましたが、今年はまたそれとは異なった形態で、一応の着地を達成することができました。普段は、あれもこれもしなきゃといろいろやってしまう僕ですが、今回は自分もやりたいことしかしないように頑張ったので、そこが良い隙になったのかと考えています。その隙にいろいろ入り込んできたものを、夜旅家の器にストレスなく全部つめこめたかなと思います。

やれること、やりたいことをやってみる。夜旅家はそのシンプルな行いだけで、特に行うことに独創性や、凄みがあるわけでもありません。たこ焼きも、怖い話も、ヨーヨー釣りも、それおぞれよく考えたらふつーの出来事で、ぜんぜんすごい何かではありません。でも、その「すごくないこと」の中に、何か心動くことをそれぞれが見つけることに、オリジナリティーやスペクタクルよりも大事なことがあるんじゃないかなとも思います。独創性や規模や主体性を追い求めることが、「すごくないことの中にあるすごさ」を消してしまわないかというのが僕の最近の心配事なので、旅家の活動は、これからもそんな「すごくないこと」をよく楽しめるような行いを、太田の片隅でひっそりやって行ければと思っています。

あと、今回は他のイベントとコラボすることなく、ただ旅家の単独企画として、いきなり公園に家がポツンとある状況から始められたのもとても良かったな〜と思います。「これなんなの?」といろんな方に聞かれて、説明にならない説明をする時間の尊さを久しぶりに実感しました。







2017年8月18日金曜日

ゴロゴロ莇平 2017 レポート

8月15日、今年もゴロゴロ莇平が開催されました。
2009年から始まって、今年で9年目。

ゴロゴロは、新潟県十日町市莇平(あざみひら)集落に拠点を持つ、明後日新聞社文化事業部をきっかけに始まった活動で、大地の芸術祭とも関連しながら、毎年開催しています。





また今年も、前夜の夜ゴロから紹介していきましょう。




























「夜ゴロ」は、完成したゴロゴロ本体を、開催の前日深夜0時ごろに、
スタート場所である集落の頂上まで押し上げてゆく行いです。


























去年は忘れたロウソクも今年ちゃんと。



























ほろ酔い気分の大人たちが夜のお散歩


























でも球を押す係は結構重労働なので、酔いも覚めます。


 
頂上に着いたら、明日の無事を祈って一本締め。
この後天気が良ければ星を見たりするのですが、今年は雲行きが怪しく断念。




最後に記念撮影。
靄が出てたので、心霊写真っぽくなってますが・・・
 

大学生になった住人の娘さんが、帰省中参加してくれて嬉しかったです。




さて、天気がかなり悪かった今年の夏、
すごく心配されてましたが、本番はなんとか晴れてくれました!



見物人もわくわく





































悪そうな人たちもわくわく



14:00にいざスタート!






今年の見どころ:1
「ゴロゴロ犬」
今年はなぜか犬人口?犬口?が高まっていたので、
2匹のワンちゃんに先導してもらいました。


コメちゃん



さららちゃん

こちらの2匹に大役を果たしてもらいました!
あみあみ莇紐をつければ、2匹とも立派なゴロゴロ犬に。


 彼らがまず先行することで、愛想を振りまきまくり、
見物客の心を癒し、盛り上げてくれます。




























来年はブレーメンみたいにしようかしらん。




今年の見どころ:2
「ゴロゴロカー」
楽団を乗せてゴロゴロを先導します。


内部。
その後の盆踊りでは、櫓になり太鼓のステージとなります。
前面の看板は12年に使ったものを5年ぶりに引っ張り出しました。
そういえば後部の旗は10年に作ったもの。
動くアーカイブカー的なものも面白そう・・・


























「どん・ど・どん・おい!」「どん・ど・どん・おい!」
9年前に生まれたリズムが今年も集落を進みます。



さて、そうこうしているうちに、アイドリングゾーンが終わり、いつものアレが・・


























はじまる!



ブシャー!
ホースの放水!!





























今年のは、いつになく強力な気が・・
メガネが何度か飛ばされました。



いつの年からか、一箇所だった放水場所が、
ホースが移動することでゴロゴロの先回りをし、道中何度もこの強力な放水を
浴びるようになってきました。


放水にも負けず、さらに声を張り上げ、隊列は進む。









そして来るっ!
最大の見せ場っ!
観客が集まった場でっ!


























回すっ!


























回すっ!



























回すっ!



























圧倒的回転っ!



























そして皆さんにお礼。



























今年も見物人の皆さんにお心付けをたくさんいただきました。
お返しに粗品を進呈しています。




























道中はまだ続く。





今年の見どころ:3
「ドローン撮影」
何年か前から、幾度か挑戦してきたドローン撮影。
天候や機材の都合でなかなか実現できませんでしたが、
今年はついに飛びました!


莇平にドローンなんて、なんか妙な気持ち。


プリミティブとテクノロジーが共演した映像、
素材のままぜひお楽しみください。音声はありません。


こう見ると、本当に小さな集落の小さな出来事なんだな〜という、
賑やかで、慎ましいゴロゴロのまたいつもとは違う姿が見えてきました。


去年は0歳で、最年少ゴロゴロ見物人だった赤ちゃんもすくすく育ってます。


去年はお母さんと。


逆最年少クラスからはカヤさん登場。


ビールとお心付けいただきました。
ありがとうございます。



こちらでも、逆最年少クラスのあらたまやさんのお母さんが見物に。
毎年竹を分けていただいてありがとうございます。




お礼にまた回ります。







 そしてまた浴び、回り、
今年もゴロゴロが終わります。



























集落の方、隊列、見物人の皆さんに感謝!





最後は記念撮影


おわってからの中入りタイム



彼らは去年から来てくれている、十日町からのリピーターさんです。


ここ何年か、芸術祭の年以外でもゴロゴロに来てくれる方が、
少しづつですが現れ始めました。
ありがたいことです。

また他にも、集落の方が隊列に入ってゴロゴロを回してくれたり、
記念撮影にも積極的に入ってくれるようになりました。

10年目に向けて、また何か少しづつが起こるよう、
頑張らないことを頑張っていきたいと思います。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「いちまいばなし」 by 佐藤悠 is licensed under a Creative Commons 表示 - 非営利 - 継承 2.1 日本 License.